発達障害者への理解のお話ですが

生きずらさを知って欲しい、わかって欲しい等

世間へお願いしたいことが、それはそれは山ほどある訳ですが

 

なによりも職場や学校などの世間との関係が一番の問題点かと思われがちですね。

 

しかしもっと前段階はどうでしょう?

家族間での理解という課題もあります。

 

一番大きな壁と言える場合もあるかもしれません。

 

たとえば我が家の場合ですが、

ADHDの息子の理解に対して

私の両親という壁がとてつもなく屈強なものでした。

 

彼らは自分の孫を病気呼ばわりする人間、娘である私のことを絶対に許さなかったのです。

 

普通に会話できる。

普通に身の回りのことも自分でできる。

運動神経だって抜群な可愛い孫。

病気なわけがない。

そんな病気あるわけない。病気はお前だ!

と・・・娘である私のことを激しく罵る悲しい毎日だったのです。

 

そして孫の物覚えの悪さや、とにかく多動で聞かん坊で手に負えない部分に関して

お前の育て方が悪い。

お前のせいだ。

お前のせいだ!

 

なんて責め立ててくるもんだから

私も毎回頭に血が上ってしまって、頭の固い両親に対しての怒りが抑えきれず

お互い罵り合うという、何の解決にも至らない悲惨な時期でありました。

今思い出しても本当に辛い日々。

世間でも激しく叩かれる日常でしたから

せめて実の親くらいは

優しく包み込んでくれてたなら・・・

 

 

遠い過去のように語ってしまいましたが、両親はまだ健在。

 

しかし、今は罵り合うことなく穏やかに暮らしております。

 

悲惨な日々をどのようにして脱したかと言いますと

私たちはこんな選択をしたのです。

 

もう諦めたのです。

 

理解を求めることを諦めました!

 

両親からも世間からも

 

わかって貰えなくて良い!

という道を私たちは選んだわけです。

 

 

きっと理解を得るのは無理だと確信したのです。

 

だってそんな私も

イマイチ理解できていなかったというのが本音でもあって。

 

あの頃は発達障害のことについて、日本中がまだまだ研究段階すぎて

人へ対して理解を求めるのは難しいのだと気づいたんです。

 

理解しろよ!と訴えるのも、きっと傲慢なのです。

 

こっちが苦しんでいることを察して、少しでも歩み寄ろうとも思わない人間を相手にしていても時間の無駄

 

人としての機能の違い

そういう機能が欠けている。

それもいわゆるハンディキャップの一つなのかもしれません。

 

それを理解しろと吠えている私もまた問題だらけなのかもしれません。

 

 

そして私達は、今の環境から逃げる選択を決断。

ちょうど学校にも支援級がなかったということで転校を視野に入れていたし、

ついでに実家から徒歩5分という環境も変えよう~!

 

引っ越そうと目を付けた町の教育委員会まで出向き、今の学校での環境を説明して私たちが生きやすい校区を教えて貰い、

私たちは直ぐに動きました。

おかん
もう引っ越し

サヨナラ―

 

役所のアドバイスで、教員を多く配置していて支援に手が行き届くであろうマンモス校に転校。

たくさんの児童がいる学校は、色んな個性を持つ子がいるから多動児もそこまで目立たない

いちいち攻撃してくる保護者もいないはず

 

藁にもすがる思いで、新しい土地に移った私たちは明らかに人生の転機を迎えることとなりました。

 

両親との関係も距離を置くことによって、顔を合わさない分、

必然的に少しずつでしたが私たちへの過干渉というものが減っていくこととなります。

今でも家族ですから、もちろん少なからずの干渉は出てはきますが、

引っ越しによって、少しくらいなら聞き流す心の余裕が私に備わることになりました。

 

どうしても辛いなら

逃げるということも、大事なことなんだということを知る。

 

理解して貰うことが叶わず苦しんでいた日々を振り返ると

私は何を頑張っていたんだろう?

逃げるという選択に早く気づいていたならば

あんな無駄な時間を過ごさなくてもよかった。

 

この子を幸せにする

それが私の目標なのに。

 

わかってくれないモノ等に心乱されている暇なんてないじゃないか。

この子を育てる事だけに夢中になろう。

 

親のしつけがなってない

育て方が悪い

 

そんな言葉なんて無視しておけば良いのに。

私は周りに理解して貰おうと何を必死にもがいていたんだろう?

 

無理に理解を得て、いったい何がしたかったのか今となってはわからない。

 

そんなもの

この子の輝かしい未来には何のかかわりもないことなんだから。

これからは必要なもの、不必要なものを見極める力をつけよう

この子を守るために

 

この子は幸せになるために生まれてきたんだから。

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